自動車運転代行業認定について
自動車運転代行業は、他人に代わって自動車を運転するサービスを提供する事業をいい、次のすべてに該当するものをいいます。
①主として、夜間において酔客(飲酒した運転者)に代わってその者の自動車を運転すること
②運転する自動車に酔客など(飲酒した運転者やその連れの人)を乗車させること
③状態として、酔客に代わって運転する自動車に随伴用自動車(当該営業のように関する自動車)が随伴すること
~運転代行業認定申請の流れ~
下記のような流れで運転代行業認定を取得できます。
①安全運転管理者認定に必要な書類の収集と作成
運転代行業認定申請を行うには、必ず公安委員会の認定を受けた安全運転管理者が1人以上必要となります。実際には、安全運転管理者認定→運転代行業認定の順に申請することになります。
②安全運転管理者認定申請
処理期間は30日で、郵送での受付はできないため、営業所管轄の警察へ直接書類を提出しなければいけません。
③安全運転管理者認定の取得
運転代行業認定証は、申請代理人が受け取ることができないため、お客様が直接取りに行っていただきます。
④運転代行業認定に必要な書類の収集と作成
運転代行業を行うための必要人員は最低2人で、お客様の自動車を運転する運転者と随伴車の運転者が必要です。お客様の自動車を運転する運転者は「第二種自動車運転免許」が必要になります。
⑤運転代行業認定申請
手数料を納付し、処理期間は40~50日かかります。
⑥運転代行業認定の取得
業務を行う前に、運転代行業の約款の概要を利用者に説明しなければいけません。
安全運転管理者認定に必要な資料
下記のような資料を揃える必要があります。
・戸籍抄本
・住民票(本籍記載のもの)
・免許証の写し
・過去3年の運転記録証明書
・運転管理経歴書
・運転経歴書
運転代行業認定申請に必要な資料
下記のような資料を揃える必要があります。
【個人の場合】
・戸籍抄本の原本
・成年被後見人もしくは被保佐人ではない旨の登記の原本
・随伴車両の代行共済保険証券の写し
・随伴車両の任意保険証券写し
・随伴車両の車検証写し
・随伴車両自賠責保険証書の写し
・従業員名簿もしくは従業員全員の免許証の写し
【法人の場合】
・履歴事項全部証明書
・最新の定款の写し
・役員全員の戸籍抄本または戸籍謄本
・役員全員の成年被後見人もしくは被保佐人ではない旨の登記の原本
・随伴車両の代行共済保険証券の写し
・随伴車両の任意保険証券写し
・随伴車両の車検証写し
・随伴車両自賠責保険証書の写し
・従業員名簿もしくは従業員全員の免許証の写し
自動車運転代行業認定の受付窓口
運転代行を行う主たる営業所を管轄する警察の交通課に提出します。認定を出すのは公安委員会で、処理期間は安全運転管理者認定を合わせてトータルで70~80日程度かかります。
自動車運転代行業認定申請にかかる費用
当事務所では、自動車運転代行業認定申請代行を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
サービス | 報酬額 | 備考 |
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自動車運転代行業認定 | 6万円 | 別途、登録免許税1.3万円 |
・報酬額はあくまで目安であり、業務の内容によって増減する場合があります。
・別途消費税、手数料、郵送費、交通費が発生いたします。